家庭用消火器について調べたのでオススメの紹介

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id=”エアゾール式消火具とオススメの家庭用消火器類の紹介”> エアゾール式消火具とオススメの家庭用消火器類の紹介

 消火器買ったつもりが、消火器ではなかった??

先日の糸魚川市での火事を見てエントリ書き、その時に注文した消火器が届きました。

 

www.pop-people.net

 

 このスプレー(エアゾール)式消火器ですね。2本買いました!

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ヤマトプロテック エアゾール式簡易消火具 【直撃消火】 AE-400

消火器じゃなかった。

「消火器買わなきゃ」と書いたものの、こういうエアゾール式の物は「エアゾール式簡易消火具」と呼ばれるものだったようで、ウィキペディアによると

スプレー缶タイプの簡易な消火具で消防法上、消火器には含まれない。殺虫剤やヘアスプレーなどと同様の使用方法で簡便に使用出来るというメリットがあるが、補助的な用途に限定され消火器を代替するものではない。

 出典:wikipedia 消火器

 

とのことで、あくまで簡易的なものなのだそうです。

しかし、メーカーのカタログによると「住宅火災対策としてエアゾール式簡易消火具が望ましいと提言されている」との記載がありましたし、テレビで防災アドバイザーの方も、こういう消火具で初期消火を出来るように各家庭で準備をしておいたほうが良いと言っていました。

実際にウチの妻も料理中に天ぷら油に引火したことがあり、かなり怖かったという思い出があるようで非常にありがたがられました。

この消火器は1本はキッチン、もう1本は2階の階段踊り場に置いて、2階に部屋のある長男に購入したことを知らせておきました。

 

一応この消火具のスペックを紹介をしておきます。

  • サイズ:直径6.6×高さ22.2cm
  • 本体重量:約400g
  • 原産国:日本
  • 消火薬剤等の名称:水(浸潤剤等入り)・窒素/400g
  • 放射時間:約31秒
  • 品質保証期間(期限):製造から3年。実際の品質保証期間(期限)は、缶銅および缶底表示期間内 
  • 適応火災:天ぷら鍋の火災、カーテンの火災、くずかごの火災、ストーブの火災、クッションの火災 (※注)火災の初期に有効 

となっています。使用薬剤が水(潤滑剤入り)のため感電の危険があり電気火災には不適応となっています。

炎から2から3m離れて噴射し、30秒ほどの噴射時間がある(通常の消火器は20秒弱)ので初期消火には充分な能力があると思います。

他の家庭用消火器

今回購入するに辺り、他の家庭用消火器も調べてみました

家庭用消火器で調べるとこちらがamazonでの売れ筋No.1で紹介されていました。

粉末式

こういう粉末式の消火器は僕も実際に使ったことがあるのですが、噴射すると粉末により視界が遮られてしまいます。また、吸い込むとかなりむせるし、なにより部屋中が粉だらけになり後始末がかなり大変です。

しかし簡易式と違い、電気火災にも対応したれっきとした消火器です。

大きさは1.5Lのペットボトルくらいで、重さが2kg程度なので女性でもラクに扱えるかと思います。

お酢の消火器?

上のものと比べて少し値がはるのですが、こちらも電気火災に対応しています。

消火薬剤にお酢などの食品添加物を使用しているため、後始末が拭くだけで済みますし人体への安全性に優れているようですので、コストが気にならなければこちらの消火器が良いかと思います。

投げる消火具「消える魔球」    

こちらは変わり種。「消える魔球」というもので、燃えている炎に玉をぶつけるとその玉が壊れ、中から消火剤が出てきて消火ができると言うものです。

コレはテレビでも紹介されていたのですが、たしかに結構大きな火でもちゃんと消えていました。

問題点として、火事で慌てているときにしっかり炎にぶつけられるのか?という点があると思います。 

 天ぷら油火災専用

天ぷら油火災専用のものもありました。

燃えている鍋の中に入れると消火出来るらしいのですが、天ぷら油火災専用で応用が効かないというのもちょっと心配になりますよね。消火器の他にキッチンに備え付けて置くには良いと思いました。

 なぜ2本?

なぜ今回消火具を2本買ったのかと言うとこの動画のせいです。

ネット配信中にオイルマッチで火事になる。

有名な動画でご存知の方も多いと思いますが、コレを見てたら怖くなってしまいました。
僕も息子もタバコは吸わないのですが、もしも何かのアクシデントで出火(僕は半田コテとか使いますし)しないとも限りませんので、そのための対策、準備はしておいたほうが良いなと思ったのです。

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最後に

防災道具や保険ってこういう風に準備していると大概使う機会がないものです。

使わないで済むように用心することがもちろん一番大事ですが、お守りでも良いので準備はしておいたほうが良いだろうと思います。

 

今回購入したものは消火「器」ではないですが、逆に本格的な消火器でないぶん、妻や小学生の次男にも感覚的に簡単に使えるものなので、良い買い物をしたと思っています。

 

備えあれば憂い無し。

ではまた。

日常

Posted by megane