登山での遭難に備えて山岳保険には絶対入るべき
山岳保険に入ろう
友の死
実はボク、一昨年前に山の友人を亡くしました・・。
彼は山岳保険に入っていたので、その保険を使って民間の捜索隊により捜索が行われ、結果、遺体ではありましたが、発見に至りご家族の元に帰りました。
捜索開始後ある一定の時期が過ぎ、公的機関の捜索隊も解散され生存の望みがなくなってしまうと、それ以上は各自の負担で捜索を続ける事になります。
捜索費は高額なので
そういう場合は民間の機関が捜索に入ることになるのですが、その人件費は1日1人2万から3万円かかります。
それが大勢での捜索となると15人ほどで2日間捜索しただけで交通費食費も含めると100万円近くのお金が掛かってしまうのです。
苦渋の選択
そういった高額な捜索費を工面することが難しく、泣く泣く捜索を打ち切る・・ということも多々あるとのことです。
苦渋の選択なのでしょうが、遺されたご家族にも生活していかなければならないという事情もあるので決して責めることは出来ません。
こういった事態に備えて是非とも山岳保険に加入しておきたいところです。
ボクももちろん山岳保険に加入しているのですが、加入にあたり調べてみると各種の保険会社、アウトドアメーカーやその他山岳系団体から様々な商品が販売されておりました。
その中から色々調べてボクに一番合った保険が「JRO(ジロー)日本山岳救助機構会員制度」でした。
気になる保険料
まずは気になる保険料から
初年度は入会金¥2000+年会費¥2000と消費税で¥4320なのですが、
2年目からは年会費の¥2000に1年間で会員の方に実際に使われた保険金を会員の頭数で割り、それが事後分担金という名目で加算されます。
ちなみに今年2016年の事後分担金は500円でしたので、年会費の¥2160(税込み)+¥500で¥2660でした。
更に言うとボクは数年前から加入しているので更に事後分担金調整金として¥400安くなり¥2260でした!ものすごく安い!
保障範囲が広い!
そして何よりボクがこのJROをおすすめしているのは保証範囲の広さです!
赤字に注目の部分に注目してほしいのですが
登山、ハイキング、キャンピング、縦走登山、岩登り、アルパインクライミング、沢登り、雪山、アイスクライミング、フリークライミング、スポーツクライミング、ボルダリング、山スキー&スノーボード、キャニオニング、ケイビング、マウンテンバイク、山菜採り、キノコ採り、渓流釣り
なにがすごいかわかりますか?
普通、山岳保険でこれだけ安いプランだと赤字で書いたようなものや、いわゆる「山岳登はん」は危険すぎて含まれていないのが普通なのです。
山岳登はんとはピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を携帯する登山、ロッククライミング、フリークライミングをいいます。
以前はJROも山岳登はんは別プランが用意されていたのですが、いつの間にかひとつのプランに統一されていました。ボクは冬にスキーをするのですが、それも含まれていますし、この冬からは山スキーにも挑戦しようと思ってるのですが、それももちろん保証されていて安心安心。
注意点としては海外での保証はありません、しかしボクは海外なんてそもそも行けませんので全く問題ありません。
保険料の補償対象も救助にかかった日当、交通費、消耗品費、宿泊費、食費など多岐にわたっており、330万円までの実費をしっかりカバーできます。
まさに至れり尽くせりですね。コレより良い保険があったら是非とも教えて下さい。
その他必要な保険は?
その他に必要な保険。分かりますか?
まず、ケガをした時の保険(傷害保険)とケガをさせた時のための個人賠償責任保険です。
ケガをした時の保険はすぐに思い浮かぶでしょうが、個人賠償責任保険?なんで?と思うでしょう。
これは、例えばザレ場(石がゴロゴロしている荒れた道)などを登っていて落石を起こしてしまった時に必要なんですね。
あなたが加害者になることも
「登山は自己責任」とよく言われ、ケガも自己責任と思われがちですが、相手がいる場合は当てはまりませんよ!ザレ場、岩場でこぶし大の岩を落として他人にぶつけてしまったら?
それはあなたの責任ですよ。
ボクの場合はこの2つの保険は別で入っていますので万全です(ピース)皆さんも生命保険とセットだったり、個人賠償責任保険は自動車保険の特約で入っていることがありますのでお調べになってみてください。
それでは今日はボクのオススメの山岳保険JROのお話でした。
関係ないですが、Fire TV 1000円引きと700円クーポン配布をやってるのでお知らせ📢
でわまた〜
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