30年前のアレと今のアレの大きさが似てる件
目の付け所がシャープでしょ(死語)
会社にずーっと使わなくなってたポケコンがあるんです。
名機
これです。知ってます?いまだ「名機」と名高いシャープのポケコンPC-1262です。1984年発売。
24800円で発売されていたもので、25年前くらいに在庫処分で10000円くらいで買ったような記憶があります。
これ、ずーっと会社に置いてあって、暇な時にアルゴリズム考えて試すのに使ってました。当時はこれくらいしか仕事場で(コソコソと)プログラム組める道具ありませんでしたからね。
とりあえずボタンがいっぱい付いていて偉そうな感じだったので、これをいじっていても疎い人は何も突っ込んでこなかったですし。
そしていつの間にかその役目はパソコンの表計算ソフトに変わり、ノートパソコン、スマホへと変わっていき、このポケコンは引き出しの奥深くで眠っていました。
最近、机の中の整理をする機会があり、久しぶりに取り出してみたら数年前に電池交換したのにまだ普通に電源入りました。さすがです。
違和感
「うん?この大きさ。」と思ってiPhone6を取り出して比べてみると。
すげー。ほぼ似たような感じ。と共に見慣れたもの同士がこれほど似た大きさだったなんて、なんだかすごい違和感。
PC-1261 横 135mm × 縦 70mm × 厚さ 9.5mm 115g 24800円
iPhone6s 横138.3mm× 縦67.1mm× 厚さ 7.1mm 143g 101800円
縦横の概念が逆ですが、30年以上の時を経た今、ボクの愛機がほぼ同じ大きさということに感動すら覚えました。表示部の「長さ」も似てますね。
使い方も持ち方もぜんぜん違うので、プロダクトデザイン的に偶然なのでしょうけど、こういうのって偶然だからこそ面白いと思いませんか?
せっかく出会ったので対戦!
処理能力の違いは何一つ比べる要素がないのですが、そこはさすがiPhone。面白いアプリがあるのでそれを使って比べてみたいと思います。
とりあえず5000倍は早そうな感じw
使ったアプリはこちら おちゅ・・いや、DETUNEという会社ですが、HP見れませんね。廃業?
ポケコンに興味のある方はアプリ無くなる前にどーぞ。
DPC-100の方のプログラムは
10 I = 1 TO 100000
20 PRINT I
30 NEXT I
40 END
です。PC-1262も似たようなものですが、PC-1262は”WAIT 0″を入れないと連続で表示が切り替わらないのを忘れててそれを思い出すのに苦労しました。
もしかして iPhone6s Plusは「ポタコン」と同じかとおもったのですが流石にそれはないようです。ざんねん。
1Q84
このポケコンの発売年1984年といえばAppleは初代Macintosh発売の年。対してシャープのパソコンはX-1とかMZ-1500、MZ-6500の時代。さすがにAppleのとんがりっぷりには及びませんが、シャープも日本のパソコンメーカーの中ではそれなりに存在感がありました。(そんなボクはX-1ユーザーでした)
それから30年たった今、Apple はあいかわらずワクワクさせる商品を発売し続けていますが、一方のシャープは御存知の通り外資に身売りとなってしまいました。昔のファンとしては非常に残念です。
もう一つの雄SONYも今ひとつですし。日本のメーカーも頑張ってほしいものです。
ということで脱線しましたが、
「30年前の小さいコンピュータ」も「今の小さいコンピュータ」と同じ大きさなんですねーというお話でした。
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