【異音・振動】意外とカンタン!浄化槽のエアーポンプ修理
浄化槽のエアーポンプ(ブロア)の修理
一ヶ月が過ぎるのがやたらと早いですね。先回の記事から1ヶ月以上経ってしまいました。あっという間に10月です。
今日は、先日浄化槽のエアーポンプ(ブロア)の修理をおこなった、そのレポートです。需要は少なそうですがw。意外にカンタンなのでオススメしておきます。
下水道がまだだから
皆さんのお宅には浄化槽って、ありますか?
僕の住んでいる地域には下水道が通っていないので、各戸に浄化槽が埋設してあり、その浄化槽のそばには必ずこんなブーンと唸っている物体があるはずです。
これは「浄化槽エアーポンプ(ブロア)」といって微生物に空気を送ったり、浄化槽内の汚水を撹拌したりするのに必要なもので、人間で言うと血液を送る心臓のような大事な役割があるんです。
そんな大事な浄化槽エアーポンプなのですが、最近の維持管理会社の点検で「少し振動が多くなってきていますね。送っている空気の量も減っている様です。」と報告を受けており、「そろそろ寿命か?」と覚悟していたのですが、先日仕事中に妻から「音がかなり大きくなって来てる。近所迷惑だからなんとかして」とメールが来てしまいました。
<h4″>新品も高くは無いけど
早速amazonで探してみたら、
今、使っているものと同じ形式だと約¥12000。
維持管理会社の人に聞いた時は「¥20000位ですねー。」なんて言われたので、これでいいかとポチリそうになったのですが、Amazonの関連商品を見ていたら 「定期補修部品セット」なるものがあり、どうやらこれを替えれば治る様な感じ。
ダメ元・・と、言うより、ばらして中の構造を見てみたいと言う好奇心が勝って、この定期補修部品キットを購入してみました。
交換手順
届いて開封。
なかなか詳細な説明が載っているので安心して交換できそうです。 ・・「維持管理業者様用」と書いてありますが、まあ、無視しましょう。
さて、サクサクと分解交換作業に入ります。
おっと。電源は抜いてね!!
そして、停止直後は熱いので30分以上は熱を冷ました方が良いかも!
これは上蓋。フィルターがあるので時々清掃が必要な所。
フィルター。汚れています。これも同梱されているので交換です。
これ、僕はやったことないけど、管理会社の人は清掃してくれてるのかな??
四隅のネジを外し
ポンプ本体が登場
こちら側の四隅のネジを外します。
ネジを外しても、ゴムパッキンの粘着力で外れてこないので、この部分にマイナスドライバーをツッコミこじります。(取り説にもそのように記載してあります)
っと? はずれないと思ったら、このタンクとの接続部分を写真のように外すのでした。
外した蓋の方のパッキンです。これも交換です。
中のピストン部分です。
樹脂部分が劣化していますね。
すり減ったせいで隙間ができ、それで振動が出ていたのかも知れません。きっと圧縮も落ちて風量も落ちていたのでしょう。
交換自体は何の問題もなく入れ替えて終わり。
ここのパッキンも交換です。
すんなりぴったりサイズなのでズレる心配もありません。
後は元通りに組んで完了です!
ちなみに空気の吸込口はこの2つの穴のようです。
交換しての感想
所要時間は15分程度でした。
ただのエアーポンプですのでトイレのにおいがしたりするわけではありません。
グリスも使っていないので交換作業もきれいなものでした。
値段も新品を購入するより断然安いのでおすすめです。
あまり粘って、完全に止まる前〜今回の様にうるさくなったり、点検業者の方に注意を受けた時点で交換したほうが良いと思います。
(あまり負担が掛かると配線が焼けたり、電磁石のコイルが焼け切れてしまうかも知れません。)
ポンプ自体Amazonで購入出来るのですが、あらかじめこういった補修部品が手に入る機種を選んでおくのも重要ですね。
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